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dit、クライアントPCの監視・監査ソリューション「Log Audit Tracker」

 株式会社ディアイティ(dit)は21日、クライアントPCの監視・監査ソリューション「Log Audit Tracker for Ops. Manager」をリニューアルし、「Log Audit Tracker」として7月1日より販売開始すると発表した。

 「Log Audit Tracker for Ops. Manager」はクライアントPCの操作ログを収集し、不測の事態が発生した際に、証跡として監査を可能とするソリューション。この製品では、連携先が「Microsoft System Center Operation Manager(SCOM)」に限られていたが、今回提供する「Log Audit Tracker」では、「Microsoft System Center Configuration(SCCM)」環境にも対応できるようになった。SCOMあるいはSCCMと連携させることにより、ポリシーとして「証跡として必要な情報取得の設定」を一括配布でき、これによって証跡収集ポリシーの一元管理が実現する。

 また、取得するログ情報を拡充し、これまでのファイル操作監視、フォルダ操作監視、プロセス監視、印刷ジョブ監視などに加えて、URLアクセス履歴、ログオン/ログオフユーザー検知といったログ情報を収集できる。

 さらに、取得するログをUTC(協定世界時)表記とすることで、ワールドワイドに展開する企業・団体でも、一元的な時間による証跡収集、ログ追跡を行えるようになった。

 価格は、レポーティングサーバーとなる「Log Audit Tracker Report Manager」の初年度ライセンスが36万円(税別)、クライアント側に導入する「Log Audit Tracker Assistant Client Edition」の初年度サブスクリプションが1200円(税別)から。Log Audit Tracker Report Managerの環境構築には、別途SQL Serverのライセンスが必要になる。

石井 一志