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住電情報、Office 365に対応した全文検索システム新版

 住友電工情報システム株式会社(以下、住電情報)は28日、全文検索システム新版「QuickSolution Ver.9.1」を発表した。9月1日から出荷を始める。

 QuickSolutionは、ファイルサーバー、Webサーバー、データベースなどを全文検索するソフト製品。1台のPCサーバで最大6TBのファイルサーバーを検索できる大容量・高速性が特徴。6TBを超えるデータは分散検索で対応。1000万件のデータを0.1秒で検索できるという。

 サムネイル・ビューワ機能、多言語対応、権限管理機能、整理・分類・分析系機能(関連語抽出、お気に入り・タグ付け、Know-Whoなど)、クラウド対応なども特徴となる。

 新版では、オプションとしてOffice 365(SharePoint Online)連携、SharePoint Server 2013連携、Notes/Domino 9連携を図った。クラウドも含むこれらの環境に保存されている文書を検索可能となった。

 また、標準でタブレットに対応。従来のスマホ用画面だけでなく、PC版検索画面をタブレット(iOS、Android、Windows)でも利用可能となった。

 QuickSolution Ver.9.1には、フルスペックのFSモデルと基本機能に絞ったDBモデルがあり、どちらもファイルサーバー、Webサーバー、データベースなどを標準で検索できる。価格は、FSモデルが120~900万円(税別)で、DBモデルが80~600万円(同)。Office 365連携、SharePoint連携、Notes 連携はオプションで、価格はそれぞれ50万円(同)。

川島 弘之