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新潟の今代司酒造が「Sansan」導入、顧客台帳を整備へ

 Sansan株式会社は11日、今代司酒造株式会社がクラウド名刺管理サービス「Sansan」を導入したと発表した。

 創業1767年の老舗酒造メーカーである今代司酒造は、「発酵」をキーワードに伝統の技を受け継ぎつつ、新しい日本酒の楽しみ方を伝えることに取り組み、仕込み水は地元新潟のブランド名水、米は新潟産の酒造好適米を使うなど、素材の質を追求している。

 今後のビジネス拡大を見据え、自社の営業力を強化するため、属人的に管理していた顧客情報を組織として管理するべく網羅的な顧客台帳を作成し、戦略的な営業を行っていく必要があると考え、今回、Sansanの導入を決めた。

 「名刺をスキャンするだけで正確にデータ化でき、網羅的な顧客台帳を作成できる」「細かな顧客分類が可能で、卸問屋や酒屋など顧客の属性に合わせたアプローチができる」「DMやメール配信で新酒や新潟の地域情報などを発信することで小売店や酒屋など幅広い顧客にコンタクトできる」といった点が、今後行っていきたい戦略的な営業に適すると評価したという。

 今後は、網羅的な顧客台帳から営業リストを作成し、顧客属性に合わせたアプローチを行いつつ、メール配信も活用して、まだ取引のない小売店やしばらく取引がない得意先へアプローチすることで、売り上げ向上につなげたい考え。