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アシスト、運用業務を自動化するソフトを販売~ソリューションテンプレートも

 株式会社アシストは8日、運用業務の自動化を図るランブックオートメーション(RBA)製品「HP Operations Orchestration software」を販売すると発表した。同製品に搭載されている、自動化を展開するための5000を超えるテンプレートを活用し、さまざまな自動化ソリューションのテンプレートを提供していく予定で、今回は第1弾として「GUI操作の自動化」および「インシデント対応時のオペレーション自動化」の2つを提供する。

 「HP Operations Orchestration software」は、さまざまな運用オペレーションを自動化できるツールである。

 今回提供される「GUI操作の自動化」ソリューションでは、コマンドインターフェイス操作やバッチ処理だけではなく、GUI画面操作が必要となるオペレーションを含めた処理も、すべて自動化運用できるという。利用にあたっては、「HP Operations Orchestration software」のほか、機能テストツール「HP Unified Functional Testing software」が必要になる。

 一方の「インシデント対応時のオペレーション自動化」ソリューションは、インシデント発生時に、対応ナレッジとそれに関係するオペレーションをひも付けし、障害対応オペレーションを効率化するソリューション。障害管理が必要なインシデントを自動的に選別し、インシデント用データベースに自動的に登録することも可能とした。こちらは「HP Operations Orchestration software」に加えて、「HP Service Manager software」を利用する。

 製品価格は、「HP Operations Orchestration software」が6万4000円(税別)から、「HP Unified Functional Testing software」が128万円(税別)から、「HP Service Manager software」が104万円(税別)から。

石井 一志