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NECネクサ、奉行シリーズをクラウドで提供する「基幹業務SaaS by 奉行i8」

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は23日、クラウド型基幹業務サービス「基幹業務SaaS by 奉行i8」を7月1日から販売開始すると発表した。

 「基幹業務SaaS by 奉行i8」は、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)のERPパッケージソフト「奉行i8」シリーズを、NECネクサのクラウド基盤から提供するSaaS型のサービス。月額課金方式で提供され、奉行i8のライセンスや保守費用はすべて月額費用に含まれているため、初期コストなしで利用可能なほか、NECネクサのデータセンターで運用されるSaaS形式であることから、プログラムの更新やサーバーのメンテナンスといった日々の作業も不要で、安全・安心な環境でデータを保全できる点もメリットとした。

 ラインアップは、勘定奉行i8[個別原価管理編]、勘定奉行i8[建設業編]、償却奉行i8、申告奉行i8[内訳書・概況書編]、申告奉行i8[法人税・地方税編]、法定調書奉行i8から構成される「Type NS」と、勘定奉行i8、商奉行i8、人事奉行i8、蔵奉行i8、就業奉行i8、給与奉行i8から構成される「Type NP」を用意する。

 価格は、3ユーザーで月額8万500円(税別)から。NECネクサでは、今後3年間で600社の販売を目指すとしている。

石井 一志