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ストラトスフィア、ソフトスイッチ「Lagopus」向けのプロフェッショナルサービス

 株式会社ストラトスフィアは12日、7月よりオープンソースソフトウェア(OSS)として公開されるソフトウェアスイッチ「Lagopus」を利用するユーザーに対し、実装や導入を支援するプロフェッショナルサービスを提供すると発表した。

 Lagopusは、NTTが中心となって開発されたSDN(Software Defined Networking)対応のソフトウェアスイッチ。これまではSDNソフトスイッチが不得手としてきた高速な処理性能を実現できるため、広域ネットワークにも対応するのが特徴である。

 ストラトスフィアは今回、Lagopusの普及を支援すべく、コンサルティング、スイッチ機器やサーバーへの移植といった、同スイッチを用いた商用サービスの導入から運用までを支援するプロフェッショナルサービスを、通信機器メーカーや通信事業者、ISP、データセンター事業者などを対象として展開するという。

 またLagopusとストラトスフィアの開発するネットワーク仮想化プラットフォーム「Stratosphere SDN Platform(SSP)」を組み合わせ、SDN技術を使った効率的なネットワーク管理の実現を支援するとのこと。

石井 一志