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レッドハット、パートナーと協業し商用OpenStack製品の国内展開を強化

 レッドハット株式会社は22日、オープンソースのクラウド基盤であるOpenStackをベースにした「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」(以下、OpenStack Platform)について、14社のパートナーと協業し販売を行うと発表した。またパートナーと共同で、インテグレーションの支援サービスも提供する。

 「OpenStack Platform」は、レッドハットのOpenStackディストリビューションとRed Hat Enterprise Linuxをパッケージ化した商用ソリューション。今回、CTC、SCSK、サイオス、シスコ、NSSOL、TIS、デル、日本IBM、NEC、日本HP、ネットワン、日立、富士通、ユニアデックスの各社と協業し、販売を行うとのこと。また、OpenStackを用いてクラウドを構築するための支援サービスも、パートナーを通じて提供開始する。

 なおレッドハットは、2013年2月に発表した「Red Hat Partner Developer Program」にOpenStack製品を統合し、パートナーの提案活動や構築サービスを支援する。これによりパートナー各社から、顧客のニーズにあわせて、検証支援や構築支援のサービス、検証済みの構成情報などが提供されるとした。

石井 一志