NECネクサ、必要なサービスを選択できるVPN「Clovernet クラウドネットワーク」

　NECネクサソリューションズ株式会社（以下、NECネクサ）は25日、インターネットVPNサービス「Clovernetシリーズ」において、「Clovernet クラウドネットワーク」を販売開始すると発表した。価格は個別見積もり。

　「Clovernet クラウドネットワーク」は、クラウドによるネットワークの集中管理を実現するとともに、サービスデスクや保守サービスなどの利用を選択できるようにすることで、低コスト・短期間での導入を実現したインターネットVPNサービスである。

　アクセス回線につなぐだけで自動接続できる“ゼロコンフィグ”機能により、ユーザー自身が取り付け・設置を行えるため、迅速なVPNの構築が可能なほか、Webで稼働状況を確認できるコントロールパネルなどにより、効率的な管理を行える点が特徴という。

　さらに、サービスアダプタの設置や納品方法、保守対応の時間帯など、ユーザーのニーズにあわせて選択できるメニュー体系を提供するので、コストの最適化を実現可能。通信に必要なルータ（サービスアダプタ）は、1サービスライセンスごとに1台を無償で譲渡することから、買い取りやレンタルの費用が発生しない点も特徴としている。

　なおNECネクサでは、このサービスについて、2014年度までに2000回線の導入を目標としている。