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NECネクサ、LTE回線を利用したマネージドVPNサービス

 NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は11日、LTEによる高速モバイル回線を利用したマネージドVPNサービス「Clovernet ワイヤレスアクセス(LTE対応)」を発表した。同日より販売開始している。

 「Clovernet ワイヤレスアクセス(LTE対応)」は、VPNのアクセス回線としてLTEを利用可能なサービス。NTTドコモのLTE回線であるXiを利用し、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsのワイヤレス環境を実現できるため、3G回線では不安だった、データ量の多いオンライン業務などで利用できるという。また、LTEのエリア外でもFOMA(3G)での接続を行える。

 ラインアップには、メイン回線として利用する「メインプラン」とバックアップ回線として利用する「バックアッププラン」を用意。いずれのプランでも、インターネットVPNサービス「Clovernet Standard」、閉域型VPNサービス「Clovernet Ver.C」の両サービスで利用できる。

 運用サポートについては、Clovernetカスタマーサポートセンターで、24時間365日の能動監視を行うほか、24時間365日のオンサイト保守にも対応した。

 なお、機器はNECのUNIVERGE IX2215、データ通信端末にはNTTドコモのWM320を使用し、いずれもNECネクサがレンタル提供するとのこと。

 同社では、2013年度に1000回線の販売目標としている。

石井 一志