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日本ワムネット、送受信数無制限のファイル送信サービス「GigaCC トラスト便」

 日本ワムネット株式会社は13日、企業向けの大容量ファイル送信サービス「GigaCC トラスト便」(以下、トラスト便)を同日より提供開始すると発表した。アカウント数に応じて課金する方式を採用しており、送信・受信通数、送信あて先数の制限なく利用できるという。

 「トラスト便」は、大容量ファイルを安全に受け渡しするためのサービス。送信先のアカウント登録は不要で、インターネット環境とWebブラウザがあれば、すぐに利用開始できるという。送信ファイルの事前アップロードも不要。ドラッグ&ドロップ操作など、簡単な操作でファイルを選択し、メール感覚で送信可能だ。

 ファイルはSSL暗号化通信および、AESサーバー内暗号化で保護され、あて先をドメインで制限できる送信先制限や、利用時のアクセス元を制限してなりすましを防ぐグローバルIPアドレス制限、上長承認、ウイルスチェックといったセキュリティ機能も搭載。さらに、誰がいつ、どんなコンテンツを送信したのかといった、詳細なログ履歴管理機能も提供する。

 また、多言語対応によるグローバル環境での利用に加えて、画面カスタマイズにも対応し、自社の基幹ツールとして利用できるとのこと。送信できるファイル容量は2GBまでで、ファイルのレジューム機能も搭載する。

 オプションとしては、中国・ASAN地域との安定/高速通信を可能とするアジアンゲートウェイや独自ドメイン機能を用意した。

 価格は、初期費用が2万円(税別)、月額費用が20アカウントの場合で7万5000円(税別)から。

 なおサービス開始を記念し、先着50社に限り、3月末までサービスを無料で利用できるキャンペーンも実施する。

石井 一志