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NSSOLのクラウド基盤「absonne」から、MobileIronのMDMを提供

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(NSSOL)は、モバイルデバイス管理(MDM)サービスを自社クラウド基盤「absonne」上から提供開始した。

 MDMツールとしては米MobileIron製品を採用。これまで自社内でMDMツールを運用していたユーザーは、同サービスを利用することで、業務継続性を担保しつつ、国内データセンターでのより安全な情報管理が可能になるという。

 機能的な特徴としては、社員証システムと連携。入退室にあわせて端末に設定を反映することでポリシーに応じたセキュリティを確保できる。そのほか、勤務時間内のみデバイス利用を許可したり、全社デバイスの位置情報を同時把握したりすることが可能。NSSOLのアプリ開発フレームワーク「hifive」による自社アプリ開発支援も行う。

 NSSOLはクラウド事業の取り組みとして、absonneでのサービスを展開している。クライアントソリューションとしてすでに提供済みのデスクトップ仮想化基盤「M3DaaS@absonne」に、今回のMDMを追加することで、顧客の機動力、競争力の強化に貢献する考え。

川島 弘之