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文書管理システム「楽々Document Plus」新版、メール取込機能を追加

件名・内容・添付を1つの文書として登録

 住友電工情報システム株式会社は21日、文書管理・情報共有システムの最新版「楽々Document Plus Ver.3.3」を発売した。新たにメール取込機能を追加している。ライセンス価格は150万円(税別)から。

 楽々Document Plusは、企業内に散在する文書やデータを閲覧・登録・保存・管理し、必要な時に必要な情報をすぐに取り出せるシステム。複数のファイルを1つの「文書(ドキュメント)」に添付して「フォルダ」に保管できるほか、ISO文書管理や複合機連携による紙文書活用、タブレットなどのスマートデバイスでも利用できる汎用性が特徴。

 新版では、メール取込機能を追加した。メールの「件名」「内容」「添付ファイル」を1つの文書単位で登録できる。振り分け条件を設定することで、メールのTo/From/件名などに応じて、登録先フォルダを振り分けることも可能。標準搭載される高性能な検索エンジン「QuickSolution」により、添付ファイルも含めて検索対象にできるため、メールを情報資産としてより効率的に活用可能になるという。

メール取込機能のイメージ

 また、利用者ごとによく閲覧するフォルダや文書を「お気に入り登録」することが可能に。お気に入り登録したフォルダや文書は、画面左側上部の目立つところに「お気に入りフォルダ」「お気に入り文書」として表示される。これにより、深い階層域に登録してあるフォルダなどもワンクリックで確認できる。

 複数のフォルダを効率よく探す「フォルダ横断検索」の強化も図った。各フォルダの常総に位置するキャビネットから属性検索する際、任意の属性項目を検索キーにして検索することが可能に。これまでの「文書番号」「所属グループ」「作成者」「タイトル」の属性検索4項目に加え、キャビネット配下の複数のフォルダをまたぐ任意の属性項目を検索できる。

 パッケージライセンス価格は150万円(税別)より。

川島 弘之