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住電情報、検索を強化した文書管理システム「楽々Document Plus」新版

 住友電工情報システム株式会社(以下、住友電工)は20日、文書管理・情報共有システム新版「楽々Document Plus Ver.3.2」を発売した。

 楽々Document Plusは、企業内に分散して存在する文書やデータを閲覧・登録・保存・管理し、必要な時に必要な情報をすぐに取り出せる文書管理・情報共有システム。ISO文書管理や複合機連携による紙文書活用、タブレットなどのスマートデバイスでも利用できる汎用性を備えるのが特長。

 新版では、全文検索・あいまい検索に加え、登録時の属性項目を同時に組み合わせて検索可能となったため、大量の登録文書を扱う大規模な検索でも迅速に欲しい情報を見つけられるという。例えば、「文書番号」「所属グループ」「作成者」「タイトル」「発行日」「フォルダ名称」「(添付)ファイル種別」の条件を追加し、組み合わせや絞り込みによる検索が可能。これらの項目は検索結果の一覧に表示されるので、検索結果のソートにも利用できる。

 そのほか、文書や添付ファイルを閲覧したユーザーと日時を一覧できる「既読状況の表示」、「組織独自の設定項目・決裁ルートの一括設定」といった機能が追加された。

 併せて、利用者が少ない小さな組織にも対応する料金設定を追加。部門単位のスモールスタートに利用しやすくなった。価格は150万円(税別)から。

川島 弘之