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東芝、スマホやタブレットで社内文書を閲覧・作成できる業務支援クラウドサービス

 株式会社東芝は、スマートフォンやタブレットに資料を配信し、外出先で活用できる業務支援クラウドサービス「Eiplaza/MB(イーアイプラザ/エムビー)」の提供を1月20日に開始した。「Eiplaza/MB」は、企業内の業務システム内の最新の資料や情報を共有することもできる。

 「Eiplaza/MB」は、音声や動画を含んだカタログやプレゼンテーション資料をクラウド上で作成し、スマートフォンやタブレットへの配信が可能。出先でスマホやタブレットを使って作成した文書をクラウド上に保存することもできる。

 スマートカタログの利用料金は、基本パッケージが3万4000円。ユーザーIDは2つのプランがあり、スマートカタログは5 IDで4000円~、スマートカタログライトは50 IDで1万円~。オプションで、容量追加は1万5000円(1GB)~、アンケート機能3万円なども利用できる。

 また、既存の営業支援システムや保守点検システムなど、企業内の様々な業務システムと連携し、業務に必要な資料をスマートフォンやタブレットに配信したり、クラウド経由で業務システムに反映することもできる。システム連携オプションは基本料金1万円、導入支援サービスは30万円からの個別見積りとなる。

 東芝では、保守点検システムと連携して、点検担当者の端末に業務に必要な資料のみを配信したり、外出先から点検結果を報告するといった利用を主に想定しており、製造業やサービス業などを中心に拡販する方針。2015年度中に100社、10万ユーザーの導入を目指す。

「Eiplaza/MB」の構成

工藤 ひろえ