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地震時は料金に上限、Web会議「ミーティングプラザ」にBCPプラン登場

 NTTアイティ株式会社は、Web会議サービス「ミーティングプラザ」の新メニューとして、災害など出社困難時の事業継続向け「ミーティングプラザ BCPあんしん128」を加え、10月1日より提供する。

 BCPあんしん128は、同時128拠点まで接続可能なWeb会議として利用でき、震度6強以上の地震が日本国内で発生した場合は、その月と翌月の請求金額が上限9万8000円となる、事業継続サポートプラン。通常時は月額9000円(税別)で、各端末での合計利用時間が8時間までという制限があり、これを超えると超過料金がかかるのだが、地震発生時には超過分含めて料金に上限が設けられるもの。

 事業継続対策に利用できる柔軟な料金プランや、一時的に接続数が多い会議も開催できるプランが欲しいという要望に応えた。

 Windows PC、Mac、iPad、Android、電話などのマルチデバイスに対応し、最大128拠点からの会議参加が可能。128接続の大規模な会議や、8接続の会議を同時に16個並行開催するなど、柔軟に会議運営できる。総接続時間を課金対象としたシンプルな料金体系も特徴とのこと。

 登録可能なアカウント数は、1契約で最大1280個。事前に社員一人一人にアカウントを配布することで、災害時もスムーズにWeb会議を開けるという。アカウントはCSVファイルによる一括登録が可能。

 基本料金は、各端末での合計利用時間が8時間までで月額9000円(税別)。超過料金は、超過した時点で接続している端末あたり15円(同)/月。震度6強以上の地震発生時は、その月と翌月の請求金額上限が9万6000円(同)となる。

川島 弘之