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Google Apps連携グループウェア「cloudstep」、スマホ親和性を向上

 株式会社システナは7日、Google Apps for Businessと連携するグループウェアサービス「cloudstep」シリーズ新版の提供を開始した。

 cloudstepは、Google Appsと連携するクラウド型グループウェアサービス。組織階層で連絡先や予定を管理できる「cloudstep アドレスブック」「cloudstep グループスケジューラー」や、「cloudstep ワークフロー」「cloudstep シェア(掲示板)」、アクセス制限・Active Directory連携・シングルサインオンなどを実現する「cloudstep コネクト」といった機能を備える。

 新版では、利便性とスマートフォンとの親和性を向上した。具体的には、「アドレスブック」でアプリ版(iOS/Android)を提供、クラウド上との同期にも対応。「グループスケジューラー」で個人の週間予定を効率よく確認できるパーソナルビュー機能を追加。「ワークフロー」でスマートデバイスに最適化したデザインを用意。「シェア」で投稿の事前承認、コメント機能、全文検索機能、他グループウェアの掲示板からの一括データ移行などに対応。また、「コネクト」でコントロールパネル運用管理権限の委任機能を追加した。

 今回の新機能は、cloudstepのポータルサービス「cloudstep ポータル」に組み込んで利用することが可能。

 特にスマートフォンとの親和性を高めたことで、全サービスをスマートフォンから利用可能となった。「アドレスブック」機能向けにはアプリ版も提供したことで、名前とメールアドレスだけでなく、ふりがな・電話番号などスマートフォンの利用で必須になる連絡先情報を、システム管理者が容易にユーザーのスマートフォンに展開可能になるとしている。

川島 弘之