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クラウドグループウェア「Cloudstep」、メールセキュリティサービスと連携対応

 株式会社システナは、企業向けクラウド型グループウェア「Cloudstep」において、株式会社トランスウエアのメールセキュリティサービス「Active! gate SS」「Active! vault SS」への連携を、9月1日より開始すると発表した。

 Cloudstepでは、企業での利用を想定し、ユーザーの利便性を向上させるシングルサインオン(SSO)機能「Cloudstep Connect」を提供している。すでに、Google Appsをはじめ、Salesforce、Concur、Cybozuなどの主要SaaS製品との連携に対応。Active Directoryと連携したSSOも可能で、ユーザーはADのIDとパスワードで連携サービスが利用できるため、利便性とセキュリティが向上するという。

 また従来は、アプリケーションごとに管理していたIDやパスワードの情報を一元管理できるようにすることで、管理者の負荷を軽減。管理者は、ユーザーごとに利用アプリケーションへのアクセス制御を行うこともできるので、運用管理工数の軽減によるコスト削減も実現するとした。

 さらに今回、メールセキュリティサービスであるActive! gate SS、Active! vault SSとの連携に対応した。両サービスはGoogle Appsとの同時利用が可能で、Active! gate SSの誤送信対策機能と、送受信したメールをリアルタイムに管理者側にて長期管理保存できるActive! vault SSを併用することにより、セキュリティ向上を実現可能。Cloudstep Connectによる連携で、利用企業の管理者、ユーザーが別々に行っていたID管理の手間を軽減し、より使いやすくセキュリティの高いクラウドサービス利用環境を提供できるとしている。

石井 一志