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FJMのXP移行支援サービス、データ移行品質や教育オプションなど強化・拡充

 株式会社富士通マーケティング(以下、FJM)は25日、Windows XPからの移行支援を提供している「Windows XP移行サービス」において、「データ移行オプション」「アプリ検証アドバイスオプション」「教育オプション」のサービス品質を強化したと発表した。

 「Windows XP移行サービス」は、サポート終了期限が迫ったWindows XPからWindows 7/8への移行を支援するサービス。移行に必要なフェーズに沿って、情報収集から、計画、設計、検証、展開、運用、PC3R(リデュース、リユース、リサイクル)まで、必要なサービスをワンストップで提供するのが特徴である。

 今回はそのサービスにおいて、AOSテクノロジーズ(以下、AOS)およびデータサルベージコーポレーション(以下、データサルベージ)とのアライアンスにより、「データ移行オプション」を強化した。

 具体的には、PCのデータや詳細な環境設定を自動処理し、データを移行するAOSの技術により、データ移行対象を個人のプロファイルやマイクロソフト以外のメールソフトなどの環境設定にも拡大したほか、作業時間の短縮(従来の約1/3)を実現。さらに、データサルベージの復旧技術により、移行作業中のディスクトラブルに対する事前の備えを用意し、信頼性を確保したとのこと。

 参考価格は、「互換性自動検証サービス(Excelマクロ)」の場合、Excelマクロ(10ファイル)の互換検証、分析結果レポートの提供およびコンサルティングで25万円(税別)から。

 また「アプリ検証アドバイスオプション」では、FJMが独自開発したマクロ互換チェックツールを活用。このツールでは、Excelマクロなど、企業内で多く使われているユーザー独自の資産が移行先で利用可能などうかをチェックし、対応方法を出力するため、より柔軟な移行コンサルティングが可能になった。

 3つ目の「教育オプション」では、富士通エフ・オー・エムとのアライアンスを強化し、教育プログラムをパック化した。「XP移行研修パック(30名パック)」の場合、集合教育2回(20名)、eラーニング(10名)のOffice 2013アップグレード研修で38万円(税別)から。「XP移行研修パック(100名パック)」では、集合教育7回(70名)、eラーニング(30名)で127万円(税別)からとなる。

石井 一志