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Zabbix、監視ツール「Zabbix 2.0」のプロキシ機能を容易に導入できるアプライアンス

Zabbix Enterprise Appliance ZP-1200

 ラトビアZabbix SIA、Zabbix Japan合同会社とぷらっとホーム株式会社は22日、Zabbixプロキシを搭載したアプライアンス「Zabbix Enterprise Appliance ZP-1200」(以下、ZP-1200)を同日より提供開始する。ハードウェアにぷらっとホームの超小型サーバーを採用しており、容易にZabbixプロキシを導入できるという。

 「ZP-1200」は、オープンソースの統合監視ソフトである「Zabbix 2.0」のプロキシサーバーを搭載しており、Zabbix 2.0サーバーの子サーバーとして動作する製品。監視処理を仲介させることにより、リモート拠点、あるいはNATやファイアウォール越しの監視を行えるようになるという。収集した監視データはZabbixサーバーに送付され、そこで一元管理される。

 VPN機能を搭載しているため、インターネット越しの監視でも、安全にZabbixサーバーへデータを送付可能。また、大規模システムの監視に活用すれば、Zabbixサーバーの負荷を低減でき、監視処理をスムーズに行えるとしている。

 アプライアンスのベースにはファンレスのハードウェアを採用し、サーバールーム以外のオフィススペース、店舗、工場など、設置場所を選ばずに利用できるのも特徴。周辺温度55℃でも運用可能な、空調いらずの堅牢設計、ハードウェアの中で最も故障率が高いHDDを利用しないことなどにより、信頼性を高めている。

 さらに、OSおよび各種ソフトの最適化を実施し、小型ながらも、およそ200監視対象までの監視に対応した。消費電力も7.7Wと低く、付属のACアダプタを利用した動作はもちろん、PoE給電でも動作可能。また、オプションで3G通信モジュールを搭載でき、LAN接続が難しい環境でもネットワークに接続できるとした。

 なお、Zabbixプロキシの機能を提供するアプライアンスのため、この製品だけで監視を行うことはできず、別途Zabbixサーバーが必要になる。

石井 一志