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MDMサービス「MoDeM」、端末へ配布するファイルの暗号化が可能に

 株式会社アセントネットワークスは7日、モバイル端末管理(MDM)サービス「MoDeM」のファイル暗号化オプションを発売した。

 MoDeMは、デバイス管理に加えてMAM(モバイルアプリ管理)やMCM(モバイルコンテンツ管理)の機能も備えたMDMサービス。今回、モバイル端末で積極的にドキュメントを活用する企業向けに、端末単位だけでなくファイル単位でもよりセキュアな環境を構築できるよう、ファイル暗号化オプションを提供する。

 MoDeMのドキュメント配布機能を暗号化して利用できるオプションで、管理者がMoDeMの管理下にある各端末にファイルを送信する際、AES 256によってファイルを暗号化することが可能となる。受信したファイルはファイルを受信した端末のMoDeMアプリ以外では復号できないため、ファイルが第三者に渡っても情報を保護できる。

 暗号化・復号はシームレスに行われ、このオプションを利用するために新たにアプリを再インストールする必要はなく、暗号化ドキュメントを閲覧するために、MoDeM以外のアプリを追加インストールする必要もないとのこと。

 オプション価格は月額200円(税別)/台。

川島 弘之