ポリコム、ビデオ会議をクラウド化できるソフト群「Polycom RealPresence CloudAXIS」

【お詫びと訂正】初出時、「ポリコムがビデオ会議をSaaSで提供する」と説明しておりましたが、正しくは「Polycom RealPresence CloudAXIS自体はクラウドサービスではなく、Polycom RealPresence基盤に追加して利用できるソフト群で、サービスプロバイダが導入すればビデオ会議をクラウド化することも可能となる」というものでした。タイトルおよび本文について、お詫びして訂正致します。

　ポリコムジャパン株式会社（ポリコム）は6日、ビデオ会議ソリューション「Polycom RealPresence CloudAXIS」スイートの国内提供を開始した。

　RealPresence CloudAXISは、企業のプライベートクラウドまたはパブリッククラウド環境のPolycom RealPresenceプラットフォーム上で稼動するソフトウェア群。主要なWebブラウザを利用してビデオ会議が可能となる。WebブラウザとWebカメラを利用するユーザーも、最大720p/30fpsの高画質を体験できるのが特徴だ。

　Polycom RealPresenceプラットフォームを導入済みのサービスプロバイダなどが、RealPresence CloudAXISを追加導入することで、ビデオ会議をクラウドサービスとして提供することも可能だ。RealPresence CloudAXISを利用して、プライベートエンタープライズクラウドを構築することで、他社や個人ユーザーともビデオ会議が可能となる。

　また、Skype、Google Talk、Facebookとの連携も実現している。これらの連絡先とプレゼンス情報をRealPresence CloudAXISの画面に追加表示でき、その場で在席が確認されたユーザーを、インスタントメッセージ（IM）でビデオ会議に招待できる。

　招待されたユーザーはIM、メールやカレンダーに送られてきた招待状に記載されたURLをクリックするだけで会議に参加。PCからの資料共有もクリック操作のみで簡単に行えるという。