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MOTEX、SBC方式のシンクライアント管理に対応した「LanScope Cat7」新版
(2013/10/25 15:20)
エムオーテックス株式会社(MOTEX)は25日、ネットワークセキュリティツール「LanScope Cat7」の新版「Ver7.1.0.0」を発売した。
LanScope Cat7は、IT機器・アプリケーションの管理・制御、不正PC検知、資産管理など多彩な機能を備えたネットワークセキュリティツール。業務改善機能も搭載し、人の“能力アップ”も実現するのが特長。
新版では、新たな環境に対応した。シンクライアント導入が進む昨今、場所やデバイスを問わず仕事ができるようになったが、反面、実際に仕事をしているのか不透明になったと課題を抱える企業も出てきた。これに対してシンクライアント環境を管理する新機能「バーチャルキャット」を提供。
同機能では、これまでLanScope Cat7で対応していたバーチャルデスクトップインフラストラクチャー(VDI)方式に加え、新たにサーバーベースコンピューティング(SBC)方式をサポート。Citrix XenAppとマイクロソフトのリモートデスクトップサービスに対応した。
これにより、SBC方式のシンクライアント環境においても、誰がいつどんな操作をしたか、どんなWebサイトを閲覧したか、基幹システムやアプリのID・パスワード利用状況などを把握できる。また、不正Webサイトへのアクセスを禁止することも可能。XenAppサーバーに対しては低負荷での運用も実現。他社製品と比べて1/3の低負荷を実現したという。
また「Ver7.1.0.0」では、MacOSに対応。Mac端末の資産情報取得・操作ログ取得・Webアクセスログ取得・デバイス禁止が可能となった。スマートデバイス対応も図った。別製品の「LanScope An」で取得したスマートデバイスの情報をLanScope Cat7で統合管理できるようになる。
ネットワークセキュリティツール「LanScope Cat7」の新機能として、シンクライアント環境を管理する「バーチャルキャット」を発売した。サーバーベースコンピューティング(SBC)方式のCitrix XenApp、マイクロソフトのリモートデスクトップサービスに対応するのが特長。
昨今企業ではシンクライアントを導入することで、資産の一元管理やリスク対策、場所やデバイスを問わない業務が可能となっている。一方で、実際に仕事をしているのか不透明になったと新たな課題を抱える企業も。これに対し「バーチャルキャット」では、操作ログを取得することで業務を可視化する。
特長はこれまでのVDI方式対応に加え、新たにSBC方式のシンクライアント環境に対応した点。SBC方式のシンクライアント環境でも、誰がいつどんな操作をしたか、どんなWebサイトを閲覧したか、基幹システムやアプリのID・パスワードの利用状況を把握可能となる。また、不正Webサイトについては閲覧を禁止できる。
XenAppサーバーへの負荷を最小限に抑えて運用可能。他社製品と比べて1/3の負荷を実現したとする。
価格は50ライセンスで53万2800円(保守・税別)。