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コージーコーナー、多店舗管理サービス「Shopらん」で本部・店舗の連携強化

“憩いの場”としての店作りを促進

 株式会社ドリーム・アーツは16日、株式会社銀座コージーコーナーに多店舗マネジメントを支援するクラウドサービス「Shopらん」を提供すると発表した。本部・店舗間の連携体制を強化するため、2013年10月に、全国に約200ある直営店舗で利用を開始し、2014年春以降には全国の約400店舗に展開する予定。

 銀座コージーコーナーは、首都圏を中心に全国に約400店舗を展開する創業65周年を迎えるスイーツショップ。同社では新規・リピーター客の取り込みのため、定期的にイベントを開催するなど、本部・店舗間で頻繁にやりとりが発生している。従来は、グループウェアやメールで連絡・指示が行われていたが、情報の優先順位が付けづらく、重要度が高い情報が埋もれてしまうという課題を抱えていた。また、緊急レベルの通知を出す場合もあるので、店舗側での確認や対応状況を本部側で迅速に把握する必要もあったという。

 Shopらんは、多店舗事業における運営ノウハウを盛り込んだクラウドサービスで、本部と店舗間のスムーズな連携を支援する。連絡・指示の重要度によって、ポップアップなどの表示に変更でき、緊急度や重要度が高い作業や、期限が迫った内容を優先的に実施することが可能となる。また、店舗の実行状況が見える化されるため、本部側がリアルタイムで各店の状況を把握できるようになる。さらに本部各部門が発信した情報を一覧で確認できるため、連絡の重複を防いだり、一定期間に作業が集中しないよう指示のタイミングを調整したりするなど、店舗が本来の業務である「接客」に集中できる体制づくりにも役立つという。

トップ画面

 「お客さまに“安心で美味しいスイーツを提供し続け、一番身近なスイーツショップであり続けること”を目指しています。そのためには、お客さまとの接点である店舗で、魅力的な商品をそろえ、気持ちのこもったサービスを提供することが一番重要です。Shopらんで本部・店舗間の連携をさらに強化し、コージーコーナーの由来ともなっている“憩いの場所”として、たくさんのお客さまに愛され、気軽に利用できる店作りを進めたいと考えています」(銀座コージーコーナー 営業本部 営業サポート部 店舗担当マネージャーの松井昌次氏)。

川島 弘之