日本HP、「HPデータセンターケア」のサービスメニューを拡充

　日本ヒューレット・パッカード株式会社（日本HP）は10月15日、データセンター向けのカスタマイズ型サポートサービス「HPデータセンターケア」のサービスメニューの拡充を発表。新オプションとして「プライマリー サービス プロバイダー」と「フレキシブルキャパシティ サービス」の提供を開始する。価格はいずれも個別見積りとなる。

　「プライマリー サービス プロバイダー」は、HP製品だけでなく、他社製品も含めたIT環境にもサポートを拡張するもの。対象機器は、IBM、Dell、Oracle（SUN）、EMC、NetAppの製品。他社製品を含む障害時の統合受付を設置するとともに、担当アカウントサポートチームによる対応、および他社製品に対するハードウェア保守サービスを提供する。

　「フレキシブル キャパシティ サービス」は、顧客企業が必要とするサーバー、ストレージ、ネットワーク機器などのITインフラリソースを、月額サービスとして提供するもの。顧客の環境に、予備のITインフラリソースを事前に設置することで、必要に応じて即座にリソースを拡張することができる。使用したITインフラリソース量が課金対象となるため、冗長化などに要する初期投資が抑制できる。

　こうした市場背景を受け、日本HPでは、お客様固有のニーズに合わせたサポー
トソリューションを提供するカスタマイズ型のサポートサービス

　「HPデータセンターケア」は、顧客ごとの固有のニーズに合わせたサポートを提供する、カスタマイズ型のサポートサービス。担当アカウントサポートチームが顧客ごとのニーズと課題を把握し、単一のサポート窓口で支援を行う。サポートレベルは「6時間以内のハードウェア修復（365日24時間）」、「4時間対応（365日24時間または標準時間）」、「翌営業日対応（標準時間）」、「製品保証」から選択可能で、365日24時間の単一電話番号によるコール受付を設置する。