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AXSEED、MDMサービス「SPPM2.0」に企業向けの業務アプリ制御機能を追加

 株式会社AXSEEDは3日、モバイルデバイス管理(MDM)サービス「SPPM2.0」において、iOS対応のMAM(Mobile Application Management)機能を追加すると発表した。12月より提供開始する。

 iOSには端末管理に用いるMDM機能がOS自体に実装されているものの、Appleが用意している管理機能以外は実現が困難になっているという。しかしAXSEEDでは、「SPPMライブラリ」形式での提供により、従来のiOSで可能な以上のモバイルアプリ管理機能を、MDMサービスのSPPM2.0に実装した。

 具体的には、企業が独自開発したiOS向け業務アプリ(以下、自社アプリ)に対して、管理機能を提供する。例えば、自社アプリ稼働時に、スクリーンショット、コピー&ペースト、HDMI出力などを制御したり、無線LANやBluetooth稼働時には自社アプリが起動しないようにしたりできるとのこと。また、自社アプリ稼働状況を把握できるほか、データの強制削除、改ざん検知・通報なども行えるとした。

 なお今後は、自社アプリの改ざん自体を不可能にする仕組みも追加する予定。

石井 一志