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AXSEEDのMDM、「アンドロイダー」の情報に基づくアプリ制御が可能に

アプリフィルタリングオプション管理画面

 株式会社AXSEEDは、端末管理システム「SPPM 2.0」とアンドロイダー株式会社が企画・運営するAndroid情報サイト「アンドロイダー」が連携した新オプション「アプリフィルタリングオプション」を4月より発売する。

 アンドロイダーのアプリ情報をAPIを通じてSPPM 2.0へ提供する。この情報はアンドロイダーの独自のセキュリティチェックを行った安心なものであるとともに、ビジネス視点でアプリのカテゴリ分けや個人情報のサーバーアップロードの有無といった安全性評価がされたものとなる。

 SPPM 2.0では従来よりアプリのホワイトリスト/ブラックリスト制御機能があり、アプリの利用許可/禁止設定が可能だった。しかし「在庫管理や店舗システム用の端末では少数の業務アプリのみホワイトリストに登録するだけでよいが、社員が出先で利用する端末の場合、Google Playにある仕事に役立つアプリを使いたいが、玉石混交の膨大なアプリから、ホワイトリストやブラックリストを作るのが困難なため、アプリ管理機能を十分に活用するのが難しかった」(AXSEED)という。

 アンドロイダーのアプリ情報を活用することで、端末管理者は、自らアプリを調査することなく、安心で業務に役立つアプリ情報を入手し、社内ユーザーにアプリの推奨や利用制限を施せる。

 なお、アンドロイダーでは、アプリ開発元の法人・個人の身元確認を行い、アプリ自体の評価も自動検査ソフトによる客観評価と人手による実使用評価を行っているという。

 アプリフィルタリングオプションの価格は月額200円(税別)/台。

(川島 弘之)