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コンテンツ作成・配信が手軽、クラウド型デジタルサイネージ「Dream Signage」

 株式会社アイネットは18日、クラウドサービス「Dream Cloud」上で提供するデジタルサイネージサービス「Dream Signage」を発表した。10月1日より提供する。

 Dream Signageは、株式会社ACCESSが開発したデジタルサイネージサービス「SIGNESS」をクラウド上から提供するもの。HTML5や双方向通信技術を用い、編集や配信はPCのWebブラウザのみで行えるほか、表示はiPad/Android端末で行い専用機器は不要。インターネット環境さえあれば導入でき、初期投資を抑えられる。

 主な機能は「Webブラウザによるオーサリング」「iPad/Android端末へのコンテンツ配信」「マルチメディア素材のアップロード」「Webブラウザによるユーザー・拠点の管理」。初期投資を抑えられるだけでなく、コンテンツ作成や配信の手軽さも特長で、コンテンツは素材として画像・音声・動画を自由にクラウドにアップロードし、ドラッグ&ドロップで直感的に組み合わせて作成可能。作成したコンテンツは各端末に設定したスケジュールに沿って、自動的かつリアルタイムに変更される。

 企業向けの機能として、複数の役割・権限設定によるユーザー管理や店舗・支店ごとに表示端末をまとめて管理する拠点管理機能も備える。

 アイネットでは、小売業界の広告掲示や販売促進だけでなく、社内での情報共有や教育機関での掲示板、地域情報の発信など、従来の広告の代替にとどまらずさまざまなシーンで活用可能とアピールする。

 サービス価格は、初期費用が2万円/契約から。月額費用が3000円/配信端末1台(コンテンツ用ストレージ1GB付き)から。追加ストレージオプション 5GBが初期費用1万2000円、月額費用1万2000円。

川島 弘之