デジタルアーツ、Windows PCとモバイル端末に対応したWebフィルタサービス「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」

場所にもデバイスにも依存しない一元的なWebフィルタリングを実現するという

　デジタルアーツ株式会社は9日、Webフィルタリング機能を提供するクラウドサービス「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」を発表した。従来の法人向けクラウド型Webフィルタリングサービス「i-FILTER ブラウザー」をWindows PCに対応させるとともに、名称をあらためて提供する。

　「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」は、Android端末やiPhone/iPad、Windows PCに対してWebフィルタリング機能を提供するクラウドサービス。Webフィルタリングにより安全なWebアクセスを確保可能なほか、私的な利用を抑制できる点が特徴で、クラウドサービスとして提供するため、ユーザー企業はサーバーを用意することなく、簡単に導入できるという。また今回、Windows PCにも対応したことにより、社内の端末を含めた一括管理が可能になった点も、大きなメリットとのこと。

　さらに、クライアント証明書が必要なサイトへのアクセスをサポートしたため、会社支給の携帯端末だけではなく、従業員の私物の携帯端末を業務で利用するBYOD（Bring Your Own Device）にも対応可能になった。

　例えば、プライベートでの利用は使い慣れた標準ブラウザを利用して利便性を保つ一方で、社内システムへのアクセスを「i-FILTER ブラウザー＆クラウド」に限定してクライアント証明書を利用することにより、よりセキュアに社内システムへアクセスできるとしている。

BYODでもセキュアに社内システムに接続可能