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デジタルアーツ、WebフィルタリングDBをパイオニアVCの「xSync」向けに提供

 デジタルアーツ株式会社は、パイオニアVC株式会社の協働学習ソリューション「xSync(バイ シンク)」のブラウザ機能向けに、Webフィルタリングアプリ「i-FILTER ブラウザー&クラウド」のフィルタリングデータベースを6月より提供開始する。

 「xSync」は、コラボレーションを支援するプラットフォームの総称。教育向けには教室にある電子黒板や学習用端末を連携し、画像転送を短時間で繰り返すことで、自分のアイデアとほかの生徒の意見を共有した協働学習を実現する。

 両社によれば、現在、学校での利用が進む中で、学校外でもタブレット端末の学習利用を学校外でも進めたいものの、通信環境が学校外になるため、児童・生徒の教育上好ましくないWebサイトの閲覧を防止する仕組みがほしい、というニーズが増加傾向にあったとのこと。

 そこで今回、デジタルアーツの「i-FILTER ブラウザー&クラウド」との連携によって、学校側が児童・生徒の学習状況に合わせ、Webサイトの閲覧範囲を柔軟に制御できるようにした。「xSync」の利用環境からインターネットに接続すると、自動的にWebフィルタリングが機能して、不適切なWebサイトの閲覧をブロックするとのこと。

 なお、今回の「xSync」との連携は、「i-FILTER ブラウザー&クラウド」の有償オプションとして提供される。

石井 一志