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日商エレ、ジュニパーのプラグラマブル・コアスイッチ「EX9200」を販売開始

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は16日、ジュニパーネットワークス(以下、ジュニパー)のシャーシ型コアスイッチ「EX9200」を同日より販売開始すると発表した。出荷開始は6月の予定。

 「EX9200」は、ジュニパーのスイッチ製品群「EXシリーズ」の最上位に位置するシャーシ型のコアスイッチで、ジュニパー独自のJuniper One Programmable ASICをベースに、プログラミング可能なパケット転送エンジンを搭載しているのが特徴。このため、VXLANやOpenFlowなどの既存SDN技術への対応に加えて、将来的なSDN技術にも対応がしやすくなっているという。

 また2013年夏には、バーチャルシャーシ技術に対応する予定。これを活用すると、データセンターや企業のキャンパスネットワーク(構内ネットワーク)において大きな課題になっている、ネットワークの簡素化、運用負荷軽減、インフラやオペレーションのコスト削減などに大きな効果があるとしている。

 ラインアップは、4スロットを備えた5Uサイズの「EX9204」、8スロットを備えた8Uサイズの「EX9208」、14スロットを備えた16Uサイズの「EX9214」の3つを用意する。インターフェイスはGigabit Ethernet(GbE)や10GbEだけでなく40GbEにも対応し、年内には100GbEにも対応する予定だ。

 なお日商エレでは、技術サービスセンター「NETFrontier Center」に検証環境を整え、顧客の検証から導入までをサポートしているが、「EX9200」についても顧客の要望に応じて、検証可能な設備を整えているとのこと。

(石井 一志)