システム・テクノロジー・アイとミラクル・リナックス、MIRACLE ZBXの研修コースを刷新

　株式会社システム・テクノロジー・アイとミラクル・リナックス株式会社は4日、ミラクル・リナックスの統合監視ソフト「MIRACLE ZBX」の研修コースを刷新すると発表した。「MIRACLE ZBX 2.0 基礎コース」および「MIRACLE ZBX 2.0 設計コース」として、5月より提供開始する。

　「MIRACLE ZBX」は、オープンソースの統合監視ソフトであるZabbixをベースに、ミラクル・リナックスが提供している企業向け統合監視ソリューション。同社ではシステム・テクノロジー・アイと共同で、ペーパーレス研修「OSS運用管理セミナー for Zabbix基礎コース」「同 導入・運用管理コース」を、2011年8月から提供している。

　今回はこの内容を、最新バージョンの「MIRACLE ZBX 2.0」へ対応させるとともに、講義内容に、実際の運用イメージをシミュレーションする演習を追加するなど、講義の電子テキストをより実践的な内容に強化した。このテキストは、テキストノート部分に詳細な説明が記載されているため、受講後も参考書として活用できるという。

　なお「MIRACLE ZBX 2.0 基礎コース」では、Zabbixを使った監視システムの基本を学習するもので、実機を用いてインストール、操作方法、監視項目から通知についての習得を目指す。受講日数は2日間で、価格は10万円（税別）。

　一方の「MIRACLE ZBX 2.0 設計コース」は、Zabbixを使った監視システムの構築と設計のアプローチを習得するためのコース。MIRACLE ZBXの持つ高度な監視機能を紹介するとともに、効率の良い監視対象・項目の登録方法、組織としての監視体制のありかた、監視機器の増加を見込んだ設計のアプローチなどを学習する。受講日数は2日間で、価格は12万円（税別）。