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LPI-Japan、OSS-DB技術者認定試験の英語版を提供~日本国外でも受験可能

 特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(以下、LPI-Japan)は2日、オープンソースデータベース技術者認定試験(以下、OSS-DB技術者認定試験)の英語版と日本語版を、同日より世界中に配信開始すると発表した。

 OSS-DB技術者認定試験は、2011年7月からLPI-Japanが実施している認定試験で、日本語版は累計1000試験以上の受験者を輩出しているという。今回、全世界に英語版・日本語版の配信を開始するのは、大手クラウドベンダー、金融機関、ハードウェアベンダーなどでPostgreSQLの採用が進んでいることなど、オープンソースデータベースの活用領域が世界的に拡大しているため。LPI-Japanでは、こうした情報を受けて、技術者のスキルレベルの認定を通じてOSSビジネスの促進に寄与するとの考えから、OSS-DB技術者認定試験を全世界へ配信するとしている。

 1試験あたりの受験料は、日本で受験する場合が1万5000円(税別)、日本以外で受験する場合が150ドル(税別)。なお、英語版はピアソンVUEにより、日本を含む全世界に配信され、出題範囲、試験数、試験時間などは日本語版と同等とのことだ。

(石井 一志)