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フュージョン、法人向け位置情報モバイル統合サービス「UBIOSシリーズ」

Web・ケータイ・位置情報・時刻情報を合わせたSaaS

 フュージョン・コミュニケーションズ株式会社(以下、フュージョン)は1日、法人向け位置情報モバイル統合サービス「UBIOSシリーズ」を発売した。位置情報と時刻情報を効果的に組み合わせたSaaSを提供するという。

 UBIOSシリーズは、インターネットとケータイ、位置情報と時刻情報を組み合わせたSaaSサービスの総称。ラインアップとして、(1)UBIOS-LT(モバイルタイムレコーダーサービス)、(2)UBIOS-W(モーニングコール支援サービス)、(3)UBIOS-CoCo(位置情報Webサイト提供サービス)、(4)UBIOS-R(報告集計支援サービス)を提供する。

 (1)は、ケータイを利用していつでもどこでも時刻とその場所を記録するモバイルタイムレコーダーサービス。業務が屋外など不特定の場所で行われる場合や直行/直帰の場合など、出退勤を把握しにくい状況下において、位置情報とともに出退勤時刻を記録することで、出退勤情報を管理することが可能となる。

 価格は年額6300円/ID、最小10IDから。初期費用は無料。

 (2)は、ケータイのWeb機能を活用した、派遣元企業の起床管理作業を軽減するサービス。起床していないスタッフの情報が通知されるため、必ず時間通りに起床しなければならない業務に従事する派遣スタッフへの連絡を効率的に行える。

 価格は年額2520円/ID、最小50IDから。初期費用は無料。

 (3)は、ケータイの位置情報を取得し、住所を加えた位置情報および時刻をモバイルサイトに提供するサービス。利用者は手軽にモバイル端末の位置情報を用いたサイトを構築できる。

 価格は年額6300円/ID、最小10IDから。初期費用は無料。

 (4)は、ケータイを利用して、外回りスタッフが現地から本部へ連絡を行う際など、屋外からの報告に対して、位置・時刻・報告内容をリアルタイムで集計・管理可能な報告集計支援サービス。報告内容の自動集計を容易に行える。

 価格は年額31万5000円/ID、月間3万アクセス。初期費用は無料。

 対応キャリアは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム。

(川島 弘之)