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ニフティクラウド、VMインポート条件の緩和など機能強化を実施

 ニフティ株式会社は、IaaS型パブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」において、ロードバランサーや証明書などの機能強化を19日より実施した。

 まず、ロードバランサーがほかのIDと共有可能になり、IDをまたいだバランシング設定をコントロールパネルから行うことができる。これにより、より大規模なシステム構成に対応した。

 また、SSL証明書のラインアップに「ワイルドカード証明書」が追加され、現在提供されているジオトラストのSSL証明書と同様の発行手続きで利用できるようになった。これによって、サブドメインごとの証明書の導入コストを削減可能という。なお、ワイルドカード証明書の発行やSSLアクセラレータへの設定は、コントロールパネルから行える。

 さらに、VM(仮想マシン)のインポートにおいて、OVFバージョン、NWドライバ、OS種類による許可制限を緩和したことで、より多くのOSのインポートに対応する。あわせて、インポートエラー時の原因を、コントロールパネルから確認可能になった。

 このほか、サーバー作成時の適用OSイメージに、「CentOS 6.3 プレーンインストール(64bit)」が追加されている。

(石井 一志)