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インテック、企業向けIaaSでフラッシュストレージオプションを提供

 株式会社インテックは4日、企業向けクラウドサービス基盤「EINS/SPS(アインス エスピーエス)シリーズ」で、仮想サーバーごとに利用できるSSD型の「高速ストレージ機能」を発表した。4月1日より順次提供開始している。

 「EINS/SPSシリーズ」は、IaaS型のビジネスクラウドサービス。インテックがサーバーやネットワークの管理業務を代行する「EINS/SPS Managed」と、ユーザー自身でリソースを管理する「EINS/SPS SelfPortal」の2種類を提供している。いずれも企業のビジネスで利用できるように、堅牢なデータセンターに配置され、設備の冗長化を前提とする高品質・高信頼のクラウドサービスとして提供されている。

 今回提供する「高速ストレージ機能」は、仮想サーバーごとに、10GB単位でSSDを利用できるオプション。従来の2倍から10倍の高速ストレージアクセスが可能になるので、データベースサーバーや月次の大量バッチ処理、データ解析処理などの高速化が見込めるという。

 価格は、10GBあたり月額2000円(税別)から。「EINS/SPS Managed」では、東京・大阪・富山の3サイトで4月から利用可能。「EINS/SPS SelfPortal」では、5月より利用可能になる予定だ。

 なお「高速ストレージ機能」は、Pure Storageのオールフラッシュストレージ「Pure Storage FlashArray」をハードウェアとして採用しており、代理店である東京エレクトロンデバイスのサポートサービスを利用するとのこと。

石井 一志