ニュース
オラクル、ZFS Storage上のOracle Databseを管理する新製品を提供
(2013/2/28 15:40)
日本オラクル株式会社は28日、ストレージ製品「Sun ZFS Storage Appliance」上で稼働する「Oracle Database」の管理を効率化・簡素化するソフト「Oracle Snap Management Utility for Oracle Database(以下、Snap Management Utility)」の国内提供を開始した。
Snap Management Utilityは、Sun ZFS Storage Appliance独自の各種データ・ボリューム管理機能と連携することで、Oracle Databaseのスナップショットおよびクローンを作成・管理する作業工数を削減する。
具体的にSun ZFS Storage Appliance専用の管理ソフトとして、Webブラウザから直接、Oracle Databaseのスナップショットとクローンの作成が可能。従来のように複雑なスクリプトを組む必要がない。このため、アプリケーション開発者などが自身で開発、テスト、トレーニングなどの用途にデータベースの複製環境を作成できるという。
活用例は、Oracle Databaseのスナップショットのバックアップ/リストア、本番データベースのクローン環境の構築など。Oracle Recovery Managerのイメージコピーからクローン作成、Exadataのデータベースからクローン作成、SPARC SuperClusterのデータベースからクローン作成、といった用途に活用できる。
対応ストレージは「Sun ZFS Storage 7120/7320/7420 Appliance」、対応データベースは「Oracle Database 10g/11g」。価格は管理コントローラあたり44万8370円(税別)から。