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SBT、TwitterやFaceBookのテキスト情報を取り込めるBIツール「QlikView」専用コネクタ

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下、SBT)は21日、英Industrial CodeBox(以下、ICBOX)と業務提携し、クリックテックのBIツール「QlikView」向けに、SNSコネクタ「QVSource」を提供すると発表した。なお、国内でのQVSourceの代理店は、現時点でSBTだけという。

 QVSourceは、TwitterやFaceBookなどのSNSにおいて、ユーザーが書き込むテキスト情報を収集し、BIツールのQlikViewに取り込める専用コネクタ。現在のユーザーは、SNSを通じて商品に対する印象、購入後の感想などを発信することがふつうになっているので、SNSには口コミサイトと同様の情報が流通している。QVSourceを用いると、そうしたSNS上の声を取り込みQlikViewで可視化できるため、メーカーは自社製品の市場評価などをリアルタイムに把握できるようになるという。

 加えて、収集したコメントデータや消費者属性、購買データを連携させてQlikViewで分析することも可能なことから、購買データの裏付けとなる要因を探り、売り上げに直結した消費者志向型の製品戦略・販売戦略にも活用できるとしている。

(石井 一志)