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インフォマティカ、クラウド型DWH「Amazon Redshift」へのデータ連携サービス

 インフォマティカ・ジャパン株式会社(インフォマティカ)は21日、クラウドベースのデータウェアハウス(DWH)サービス「Amazon Redshift」に対するデータインテグレーションサービス「Informatica Cloud Connector for Amazon Redshift(以下、Cloud Connector)」を発表した。

 Amazon Redshiftは、高い拡張性とパフォーマンスをテラバイトあたり年間1000ドル以下という低コストで提供するペタバイト(PB)級のクラウド型DWHサービス。DWHのプロビジョニング、設定、監視、バックアップ、スケーリング、データ保護などに関する作業を自動で行ってくれるので、ユーザーは膨大な工数をかけずにDWHシステムを構築・管理できるのが特徴。

 Cloud Connectorは、インフォマティカのデータ統合プラットフォーム「Informatica Platform」を基盤としており、高速かつ確実に、オンプレミスのエンタープライズシステム、およびクラウドアプリケーションからAmazon Redshiftへデータ連携を実現する。

 米国では2013年前半に出荷する予定で、日本語の対応時期は現在調整中という。

「Amazon Redshift」は、高い拡張性を持つDWH環境を容易に構築できるクラウドサービス。DWHのプロビジョニング、設定、監視、バックアップ、スケーリング、データ保護などに関する作業を自動で行ってくれるので、ユーザーは、従来の手法では膨大な時間とリソース、コストが必要だったDWHシステムの構築・管理を容易に行えるようになる。

(川島 弘之)