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NI+C、「IBM Content Analytics」を使った月額利用可能なテキスト分析ソリューション

 日本情報通信株式会社(NI+C)は15日、テキスト分析アプリケーションサービス「NI+C テキストマイニング・パック」を提供開始すると発表した。定評のあるIBMのテキスト分析ソフト「IBM Content Analytics(ICA)」を、月額23万円からのスモールスタートで利用できるという。日本アイ・ビー・エム株式会社とのライセンス契約のもとでNI+Cが提供するもの。

 NI+C テキストマイニング・パックでは、ICAの機能を利用して、最大800万件のテキストデータを一括分析可能。企業がソーシャルメディア上の書き込みやコールセンターに寄せられる顧客の声などのビッグデータを手軽に分析できるとしている。15言語に対応している。

 NI+Cが独自開発した分析支援機能も用意。Twitterを高速に分析する「Twitterクローラ」、メーカーの意図していない使い方を示す文書を検知するのに有効な「意外性フィルター」などをオプションで提供する。

 提供形態は、日本IBMのパブリッククラウドサービス「IBM SmarterCloud Enterprise」を活用し、システム構築不要の「クラウド型(SaaS)プラン」と、データを外部に出さずに利用する「オンプレミス型プラン」がある。

 料金は、クラウド型で分析レコード数が50万件までのタイプ「S」が月額23万円、同じく100万件までの「M」、200万件までの「L」がそれぞれ個別見積もり。

 オンプレミス型は、分析レコード数が200万件までのタイプ「M」が一括400万円/月額28万円、同じく400万件までの「L」が一括850万円/月額64万円、800万件までの「LL」が一括1650万円(月額料金は個別見積もり)。

(永沢 茂)