ニュース

シュナイダーエレクトリック、3000VAラックマウント型の「smart-UPS」

 シュナイダーエレクトリック株式会社は12日、次世代型「smart-UPS」シリーズの3000VAラックマウントUPS「APC Smart-UPS 3000 RM 2U LCD 100V」を発売した。

 3000VAラックマウント型の非常用電源装置で、環境負荷を抑える「グリーンモード」やカタカナ対応の「LCDディスプレイ」などを備える。「グリーンモード」では、電源・充電状態が良いときに、AVRコンポーネントをバイパスして熱量を低減、バッテリー寿命も従来より4.5年に延長される。「LCDディスプレイ」では、LED表示のみだったインターフェイスにLCDディスプレイを採用することで、パワーメーターや障害情報などをカタカナで表示可能にし、運用・管理効率を向上する。

 また、出力コンセントグループ機能を搭載。出力コンセントは、切り替えなしのメインコンセントを含め、複数のコンセントグループに分かれている。メインコンセント以外のコンセントはグループごとに個別にオン/オフ、シャットダウン、リブートのコントールが可能。さらに指定したシーケンスに従って各グループをオン/オフにできるため、時間差で電源を制御したい場合なども、管理ソフトを使わずにUPS単体で簡単なコントロールが可能という。

(川島 弘之)