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OSK、押印機能などを追加した見積管理システム「POWER見積」新版

 株式会社OSKは、見積管理システム「SMILE BS 2nd Edition POWER見積」(以下、POWER見積)の新版「同 Rel.3」を、2015年2月20日に販売開始すると発表した。押印機能を搭載したほか、他システムとの連携機能を強化しているという。

 「POWER見積」は、多数の品目と明細から構成される見積もりを、表計算ソフトのように見やすいスプレッドシート状の画面で、階層を表示しながら入力できる見積管理システム。見積もりのひな形に品目データや過去の見積書をコピーし、効率よく見積書を作成する入力支援機能と、豊富な出力帳票を用意しているとのことで、建設業はもちろん、サービス業など、鑑・明細形式の見積もり書式を必要とする業種に適応するという。

 今回の新版では、出力する見積書に担当者や責任者の押印をする機能や、ほかのシステムとの連携機能強化、見積入力支援機能などにより、利便性を向上させている。このうち押印機能では、見積もりごとに必要に応じた押印を行えるほか、押印状況の確認も行えるので、決裁漏れを防止し、顧客への迅速な見積もりの提供を支援する。

 また連携機能の強化では、「POWER見積」の見積もりデータを販売受注明細として活用可能になった(別途、SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builderが必要)。この機能には、データの不整合を防止するコード入力チェック機能も用意されており、特に「SMILE BS 2nd Edition 販売」との連携時にはパラメータ(設定)が提供されるので、容易な連携を実現するとのこと。

 POWER見積 Rel.3の価格は、スタンドアロン版が30万円(税別)から、LAN版が55万円(税別)から。

石井 一志