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ポータルサイト「エキサイト」がA10のロードバランサーを採用

 A10ネットワークス株式会社は22日、エキサイト株式会社がポータルサイト「エキサイト」のネットワーク基盤として、ロードバランサー「AX3200-12」を採用したと発表した。ポータルサイトの安定化とDDoS対策強化を図るほか、IPv6の実用化へ向けた基盤を整備する。

 エキサイトはこれまで他社のロードバランサーを利用していたが、今後起こりうるDDoSや増え続けるトラフィックに対処するため、また、IPv6対応に合わせて設備を増強する必要が生じたため、機器の入れ替えを検討した。

 複数の製品を選定した結果、1Uのサイズにもかかわらず110万L4CPSのパフォーマンス、CLI/GUIによる操作が可能、DDoS対策向けの専用チップを搭載、サポートサービスの安心感、国内(特に大手ポータルサイト)の導入実績などを評価し、「AX3200-12」を採用したという。

 現在、エキサイトは移行を完了し、複数台の冗長構成でサービス全体のトラフィックを処理しながら安定したサービスを実現している。

(川島 弘之)