リモート管理が可能な業務アプリ群「CLOMO SECURED APPs」にAndroid版

　株式会社アイキューブドシステムズは、リモートでの管理機能を備えたモバイルアプリシリーズ「CLOMO SECURED APPsシリーズ」のAndroid版を15日より販売する。

　CLOMO SECURED APPsシリーズは、社内コミュニケーションを支える「ブラウザ」「ファイル共有」「メーラー」「共有アドレス帳」「カレンダー」の5種類によるモバイルアプリで構成された製品。ブラウザでは業務に関係ないWebサイトへのアクセス制限やブラウジングのキャッシュ・閲覧履歴の制御、ファイル共有ではグループごとのファイル閲覧権限付与や閲覧期間制限といった情報漏えいを防ぐ細やかな機能が搭載されている。

　共通機能としては、「利用デバイス情報の取得」「メッセージの通知」「アプリの起動ロック」「アプリ内データ消去」「一般アプリへのデータ連携制限」を備える。各アプリ単位でデータを管理するため、端末のプライベート領域と切り分けて利用でき、アプリ内の設定や利用状況を遠隔から管理できるのが特長。「アプリ内データ消去」によって業務に関係するデータのみを削除できるため、BYOD（Bring Your Own Device）に最適なソリューションだとしている。

　すでにiOS版は提供済みで、数十台から数千台まで規模を問わず導入されている。今回、Android版をリリースすることで、マルチOS・マルチデバイスの統合的な管理環境を実現する。

　動作環境は、端末側がiOS 4.3.5～6.0.x、Android 4.0.x以上。管理パネル側がGoogle Chrome 16、FireFox 9.0.1、Safari 5.1.2。

　価格は、管理機能「CLOMO SECURED APPs MANAGER」が初期費用2万1000円、年額費用2万5200円。ブラウザ「CLOMO SecuredBrowser」、カレンダー「CLOMO SecuredCalendar」、共有アドレス帳「CLOMO SecuredContacts」がいずれも年額3024円/アプリ。ファイル共有「 CLOMO SecuredDocs」が年額3780円/アプリ。Webフィルタリング「CLOMO SecuredBrowser with i-FILTER」、メーラー「CLOMO SecuredMailer」がいずれも年額4536円/アプリ。