ニュース

NTTデータ地銀共同センター、西日本シティ銀行へサービス提供を開始

 株式会社NTTデータは、同社が構築・運営している「NTTデータ地銀共同センター」が、株式会社西日本シティ銀行に対して1月4日よりサービス提供を開始したと発表した。これによって、同センターの利用銀行数は14行になったという。

 NTTデータ地銀共同センターは、バンキングアプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を利用した地方銀行・第二地方銀行向けの共同利用型センター。NTTデータが培ってきた共同センターの実績と経験を生かし、2004年1月よりサービスを提供している。

 同センターでは、銀行のニーズに応える先進システム機能の追加を継続的に実施していくほか、勘定系システム業務を中心とした現在の提供業務の枠に加えて、インターネットバンキング業務機能の拡張、情報系統合データベースの構築、顧客情報の一元保有化など、共同化システム範囲を実現していくとのこと。

 なお、西日本シティ銀行では、今回の地銀共同センター移行に伴う次世代機能の利用により、顧客ニーズへの迅速な対応とシステムコストの削減を実現したい考えだ。

(石井 一志)