NTTデータ、地銀共同センターで池田泉州銀行向けのサービスを開始

　株式会社NTTデータは4日、同社が構築・運営している「NTTデータ地銀共同センター」（以下、地銀共同センター）において、株式会社池田泉州銀行のシステム統合作業を完了したと発表した。同日よりサービス提供を開始している。

　「地銀共同センター」は、NTTデータのバンキングアプリケーション「BeSTA（ベスタ）」を用いた、地方銀行・第二地方銀行向けの共同利用型センター。NTTデータが培ってきた共同センターの実績と経験を生かして、2004年1月よりサービス提供を行っている。

　同センターを利用する池田泉州銀行は、2010年5月1日に旧池田銀行と旧泉州銀行が合併して誕生した銀行で、今回は、旧池田銀行側のシステムである地銀共同センターへシステムを統合した。これによって、営業店事務の効率化や、審査フロー、その他の事務の統一による事務品質向上、システムコスト削減が実現するとのことで、合併によるメリットを最大限に活用できるとしている。

　なお「地銀共同センター」は現在、京都銀行や千葉興業銀行など、12の銀行で利用されているほか、今後は鳥取銀行、大分銀行、西日本シティ銀行でも利用される予定だ。