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NetAppやWindows 8/Server 2012の監視に対応した「OpManager 9.4」

NetAppストレージシステムのスナップショット画面

 ゾーホージャパン株式会社(以下、ゾーホー)は18日、サーバー・ネットワーク統合監視ツール「ManageEngine OpManager 9.4」の出荷を開始した。

 OpManagerは、仮想サーバ監視、物理サーバ監視、ネットワーク監視、サービス監視、プロセス監視、URL監視、障害管理、性能監視、Syslog監視、イベントログ監視、アラート通知とレポート機能を備えたサーバー・ネットワーク監視ソフト。

 新版では、NetAppストレージに対応した装置テンプレートとスナップショットを追加。50を超えるNetAppストレージの情報を収集し、ディスク・ファイル・ハードウェア・LUN・パフォーマンスなどを監視。運用を容易にするため、スナップショット画面を提供し、一目でステータスを把握できる機能も追加した。

 また、Windows Server 2012、Windows 8に対応した装置テンプレートも追加。SQL 2012の監視にも対応する。また、Active Directory(AD)認証機能にも対応。ドメインの特定グループのユーザーにOpManagerにアクセスする権限を与えられる。すでにOpManagerに登録済みの管理者がAD認証でログインするよう設定することも可能。管理者設定にかかる手間を省くとともに、パスワード管理を一元化し、ネットワーク管理者の負担も軽減する。

 そのほか、監視対象の機器に付与するメモ情報をCSVファイルで一括インポートする機能も追加。IT資産の情報を容易に管理できるとしている。

Active Directoryユーザー認証
フィールドの追加画面

 価格は、監視対象50装置からの「Essential Edition」が17万円(税別)/年から、買い取りライセンスの場合は40万8000円(同)から。

(川島 弘之)