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ブルーコート、SaaS型セキュリティサービス「Blue Coat Cloud Service」

コミュニティ型Web分析・評価技術「WebPulse」を活用

 ブルーコートシステムズ株式会社(ブルーコート)は7日、SaaS型セキュリティサービス「Blue Coat Cloud Service」を発表した。

 「Webセキュリティサービス」「モバイルデバイスセキュリティサービス」「ホステッドレポーティングサービス」で構成される。

 Webセキュリティサービスは、Web、社内モバイル、モバイルブラウザアプリケーションの運用管理・制御を提供する。ユーザー、デバイス、場所、内容ごとの状況に応じたポリシーをインテリジェントに適用。クラウドベースのコミュニティ型Web分析・評価サービス「WebPulse」を活用し、7500万人以上のユーザーで構成される世界的コミュニティを情報源として、すべての未確認サイトを評価・分析。世界中のマルウェア配信ネットを監視・可視化しているのも特長で、これらの情報を基に攻撃が始まる前に脅威を遮断する「Negative Day Defense」を実現しているという。

 モバイルデバイスセキュリティサービスでは、iOSデバイスがどこにあっても、どのネットワーク経由であっても、本社で利用しているのと同じセキュリティポリシーを拡大適用する。社内モバイルおよびモバイルブラウザアプリケーション全体を、運用レベルできめ細かく管理・制御することが可能となる。

 ホステッドレポーティングサービスでは、いつでもどの場所からも利用できるレポートを作成し、問題解決に必要となる重要な情報を提供する。同サービスは、Blue Coat ProxySGアプライアンス、セキュアWebゲートウェイバーチャルアプライアンス、Blue Coat Cloud Serviceにて提供され、すべての場所、デバイス、ユーザーからレポートを集計し、IT環境内のすべてのWebアクティビティを可視化するという。

 併せて、Blue Coat Cloud Serviceの国内展開を推進するため、専用のデータセンターを東京に開設した。

(川島 弘之)