SCSK、基本運用をセットにしたクラウドサービス「USiZE」にジョブ管理オプションを提供

　SCSK株式会社は30日、基本運用をセットにしたIaaS型クラウドサービス「USiZE」のオプションとして、クラウド型ジョブ管理サービス「USiZE Job Centric」を販売すると発表した。

　「USiZE Job Centric」は、ジョブ管理機能と運用をセットにして、USiZEで提供する仮想サーバーリソースに応じた月額従量課金制で提供されるオプションサービス。管理対象のサーバーは、プライベートモデル、シェアードモデルだけでなく、Amazon Web Services（AWS）のインフラを利用したパブリックモデルや、それらをまたいで構築されたハイブリッド環境にも対応する。

　またジョブ管理製品には、国内でトップクラスの提供実績を持つという日立の「JP1/Automatic Job Management System 3」を採用し、SCSKが持つジョブ運用ノウハウとあわせて提供するとのこと。

　加えて、ユーザー企業によるジョブ設計作業の簡素化を図るため、ジョブ設計基準も提供する。この基準には、ジョブ実行エラー時の対処パターンが含まれており、リカバリジョブの実行に際して特にユーザーへの連絡が不要なケースはSCSKが実行するので、ユーザーの運用負荷を軽減できるとした。

　価格は、ビューコンソールを含めたマネージャー機能が1万8700円から、エージェントが仮想OSあたり1万2000円から。ジョブ運用における監視通報サービス、障害一次対応サービスなどは無償で提供する。

　なおSCSKでは、2014年3月末までに35者への提供を目指している。