ロンドン五輪に向けた分析と戦略立案に「Handbook」が採用
スマートデバイス対応のコンテンツ作成・配信サービス
インフォテリア株式会社は26日、独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センターがロンドン五輪に向けた分析と戦略立案に、スマートデバイス対応のコンテンツ作成・配信・閲覧サービス「Handbook」を採用したと発表した。
国立スポーツ科学センターは、ロンドン五輪とソチ五輪でのメダル獲得向上を目的とした文部科学省の「チーム『ニッポン』マルチサポート事業」を行っており、Handbookを使って選手・コーチ・スタッフが一体となった科学見地での支援を行っている。例えば、フェンシングナショナルチームでは、Handbookに相手選手の試合や選手自身のトレーニングの動画を約300件保存し、その動画を使って試合での得失点・攻撃/防御の回数を数値化した上で戦略を立案しているという。
同センターの科学スタッフ 千葉洋平氏は「Handbookの直感的な操作性が分かりやすく、使いやすいという印象だった。これならば選手やコーチ、スタッフの誰もが好きな時間と場所で動画や分析データを確認でき、時間も短縮できると感じた」とHandbookを評価している。
Handbookは、PCの文書・写真・ビデオなどをアルバムのように見やすく並べて、iPhone/iPad/Androidの画面に配布できるサービス。インターネットにつながらない場所でも閲覧できるので、商品カタログ、営業プレゼン、接客、会議など、さまざまな用途で利用されている。