ポリコム、ビデオ会議で“仮想ホワイトボード”を実現する「Polycom UC Board」


Polycom UC Board

 ポリコムジャパン株式会社(ポリコム)は11日、ビデオ画面をバーチャルなホワイトボードとして利用できる「Polycom UC Board」を発表した。

 同製品は、既存のホワイトボードや液晶モニタを“仮想ホワイトボード”に変える製品。赤外線センサーと専用ワイヤレスペンで構成される。

 利用方法は、既存のホワイトボードや液晶モニターにコンパクトな赤外線センサーを取り付け、最新の「Polycom 会議室用 HDXソリューション」にUSB接続するだけ。専用ワイヤレスペンで通常のペンやマーカーと同様に図形、文字、注釈を書き込める。

 書き込んだ内容は、ビデオ会議に参加する遠隔地にも共有される。書き込んだ内容を録画・ストリーミング配信することも可能だ。

既存のホワイトボードに赤外線センサーを取り付け、専用ワイヤレスペンで書き込み遠隔地のビデオ会議システムの画面にその内容が共有される

既存の液晶モニターを仮想ホワイトボードにすることも可能書き込んだ内容をiPadで見ることもできる

 これにより、既存のホワイトボードを使用して遠隔地と会議をする場合の「画面越しなのでホワイトボードの内容が見えにくい」という課題を解消。ポリコム製品や既存のホワイトボードなどを活用するため、より少ないコストで“ホワイトボード共有”が実現するとしている。

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(川島 弘之)
2012/1/12 14:30